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マリサ・ベレンソンは、1946年2月15日アメリカ・ニューヨーク州生まれ。
おじいさんは美術史家でコレクターで高名なバーナード・ベレンソン、
母方のおばあさんは伝説的なファッション・デザイナー、エルザ・スキャパレリ、
父は外交官という裕福な家庭に生まれる。
小説「ハンニバル」でレクター博士は
、ベレンソン家の親類という設定になっているから、
やはり、ただならぬ一族なのであろう。
17歳のとき、モデルになり、
'66年、クレージュのスペースエイジな服を纏って『US Vouge』 2月号の表紙を飾った。
写真はデヴィッド・ベイリーによって撮影された。
写真家スティーヴン・マイゼルは学生の頃、通りの向い側に住んでいた
マリサ・ベレンソンとルル・ド・ラ・ファレーズを待ち伏せして撮影していたという。
その後、マリサは女優に転身。
『ベニスに死す』('70)、ボブ・フォッシーの『キャバレー』('72)、
『バリー・リンドン』('75)などに出演している。
'76年、弁護士と結婚し娘のスターライトをもうけるが、'87年に離婚。
ちなみに妹は、俳優のアンソニー・パーキンスと結婚した女優のベリー・ベレンソン。
ベリーは2001年、世界貿易センタービルの悲劇に巻き込まれてしまった。
現在、マリサはユネスコ大使として、貧困な子供たちのために世界中を飛び回っている。
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Photo by David Bailey, Andre Courreges, US Vogue, 1965 |
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