日本の音楽グループ 1950s

Japanese Music Groups

名前 結成 停止 ジャンル
すりーきゃっつスリー・キャッツ

Three Cats

女性3人組コーラス・グループ。1959年『黄色いさくらんぼ』(作詞:星野哲郎/作曲:浜口庫之助)45万枚の大ヒット。歌詞の「ウフン」が卑猥とされ放送禁止になった。メンバーを刷新しながら1年ほど活動したと思われる。
1959 1960? ポップス
すまいりスマイリー小原とスカイライナーズ

Smiley Ohara & His Skyliners

スマイリー小原 (1921–1984) によって結成された日本のビッグバンド。渡辺プロダクションに所属し、『ザ・ヒットパレード』等でレギュラー出演し、ザ・ピーナッツらの伴奏も行った。しばたはつみが11歳で所属歌手となった。
1958 1983 ジャズ
じゃっきーよしかわジャッキー吉川とブルー・コメッツ

Jackey Yoshikawa & His Blue Comets

ジャズドラマーのジャッキー吉川 (1938–2020)によって結成されたバンド。1967年「ブルー・シャトウ」(作詞:橋本淳/作曲:井上忠夫)が150万枚を売り上げ、多数のヒットをリリースし一世を風靡した。1959年、来日したジーン・ヴィンセントのツアーバンドを務めた。鹿内タカシ、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まり、こまどり姉妹、尾藤イサオ、アイ・ジョージら多数のバックバンドとしてコンサートやレコーディングを行った。
1957 GS
スウィング・ウエスト

The Swing West

ワゴン・マスターズを脱退した堀威夫(ホリプロ創業者)が結成。1960年代中期にGSとなった。
1957 1970 ロカビリー
しらき白木秀雄クインテット

Hideo Shiraki Quintet

アート・ブレイキー、ホレス・シルヴァーらと共演。日野皓正など著名ジャズメンを輩出。
1957 1968 ジャズ
どりふたーずドリフターズ

The Drifters

『8時だョ!全員集合』『ドリフ大爆笑』などのテレビ番組に出演し、国民的人気を誇ったコントグループとして活動(通称ドリフ)。1969年頃まで主にバンドとして活動し、ビートルズ日本公演の前座を務めた。1956年、「マウンテンボーイズ」と「東京ウエスタンボーイズ」が合併し、ロカビリーバンド「サンズ・オブ・ドリフターズ」結成(ドリフターは放浪者の意)。「井上ひろしとドリフターズ」「桜井輝夫とドリフターズ」に「碇矢長一とザ・ドリフターズ」と改名とメンバー変更を経て、1964年に「いかりや長介とザ・ドリフターズ」に。「ハナ肇とクレージーキャッツ」の後輩。初期のメンバーには坂本九や小野ヤスシ、荒井注らがいたが、小野は脱退後ドンキーカルテットを結成。1990年代以降はメンバー個人での活動が増えていった。
【いかりや長介 高木ブー 加藤茶 仲本工事 志村けん】
1956
だにーいいだとぱらだいすきんぐダニー飯田とパラダイス・キング

Danny Iida & Paradise King

スティール・ギター奏者ダニー飯田 (1934–1999) によって結成。結成時のグループ名は「ダニー飯田とパラダイス・ハーモニー」でハワイアンソング中心だったが、翌年「ダニー飯田とパラダイス・キング」に改名。1958年頃からロックバンドになり洋楽を訳詞する「訳詞ポップス」を築き上げた。1959年、ザ・ドリフターズを脱退した坂本九が加入。ギターを叩き壊すパフォーマンスを行った。当初は米軍キャンプでの活動が多かったが、日劇ウェスタンカーニバルに出演するようになり次第に人気を博した。
1955 1999
はなはじめとくれーじーきゃっつハナ肇とクレージーキャッツ

Hajime Hana & Crazy Cats

ドラマーのハナ肇 (1930–1993) によって結成。1960年代に一世を風靡したコミックバンドで日本の「冗談音楽」のパイオニア。ザ・ドリフターズとザ・ピーナッツと共に「ナベプロ3大タレント」と呼ばれた。1955年に前身となる「ハナ肇とキューバン・キャッツ」 に植木等 (1927–2007)、谷啓 (1932–2010) らが加わり、1957年に「ハナ肇とクレージーキャッツ」となった。渡辺プロダクションと契約し、国家公務員の初任給が1万5483円の時代にメンバーは月給30万円を保証されたという。
1955 1993 冗談音楽
びっぐふぉあビッグ・フォア

The Big Four

1952年のジーン・クルーパ・トリオの来日公演に刺激され、『スイングジャーナル』雑の人気投票で首位を獲得した演奏者4名「渡辺晋とシックス・ジョーズ」から松本英彦と中村八大、「レイモンド・コンデとゲイ・セプテット」からジョージ川口と小野満で結成(日本初のスーパーグループ?)。1958年に渡辺貞夫が加入し、第一次ジャズブームを巻き起こした。
1953 ? ジャズ
じっけんこうぼう実験工房

Jikken Kobo

詩人・瀧口修造の下にさまざまな分野の若手芸術家約14人が集まって結成された総合芸術グループ。作曲家の武満徹や湯浅譲二らが参加。
1951 1957 現代音楽
渡辺晋とシックス・ジョーズ

Shin Watanabe & His Six Joes

1951年、早稲田大学在学中の渡辺晋(ベース)、中村八大(ピアノ)、松本英彦(テナーサックス)、猪俣猛(ドラム)によって結成。1年後にはスイングジャーナル誌の人気投票で2位、中村はピアニストとして1位を獲得。間もなく芸術性を追求しようとする中村と、エンターテインメントとして割り切る渡辺が衝突し、中村と松本に1953年にビッグ・フォアを結成した。安藤八郎(ヴィブラフォン)、 山崎唯(ピアノ)、 松宮庄一郎(ギター)は後に加入したと思われる。1958年『Shin Watanabe's Six Joes』をリリースし解散。渡辺は1959年に渡辺プロダクションを設立した。
1951 1958 ジャズ
げーりーいしぐろゲーリー石黒とサンズ・オブ・ウエスト

Gary Ishiguro & Sons Of West

同志社大学の学生らによって結成され、カントリー・ミュージック、ロカビリー、ハワイアン・ミュージックを中心に演奏した。スパイダースの加藤充と大野克夫、西郷輝彦を輩出。浜村淳が専属司会者となった。
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