世界のミュージシャン

50–60年代に成功を収めた「ソング・スタイリスト」。薬物に絡み壮絶な人生を送った。

ホレス・シルヴァーとジャズ・メッセンジャーズを結成。58年『Moanin'』リリース。

52年「It Wasn't God Who Made Honky Tonk Angels」でカントリー・チャート1位となった最初の女性カントリー歌手。60年代中期までトップ10に入り続け、その後の女性カントリー歌手に影響を与えた。

アメリカに渡ってクール・ジャズ、ラテン・ジャズの第一人者として活動した盲目のピアニスト。「バードランドの子守唄」等のスタンダード・ナンバーを生み出した。83年グラミー受賞。

『マイク・ハマー』のテーマ曲と知られる「ハーレム・ノクターン」や人気テレビ番組のサントラを作曲した。

ベニー・グッドマンらと共演しバンド結成。77年、ロバート・デ・ニーロが主演映画『New York, New York』音楽担当。

47年、高級ナイトクラブでのショーがグロリア・スワンソンやクラーク・ゲーブルから評判となりテレビや映画に出演。人気を博しホワイトハウスでトルーマン大統領の前で演奏した。ド派手な衣装はエルヴィス・プレスリーやエルトン・ジョンに絶大な影響を与えた。80年代も人気を保ち続けラスベガス・ヒルトンや様々な映画・テレビに出演した。

47年「I Love You Yes I Do」R&Bチャート3週間1位、R&Bで初めて100万枚を売上。「I Can’t Go on Living Without You」8週間1位などヒット曲多数。

盲目のジャズピアニスト／作曲家。チャーリー・パーカーやバド・パウエルから影響を受け、ナット・キング・コールやアート・テイタム、ビル・エヴァンスに影響を与えた。

ルイ・アームストロング、マイルス・デイヴィスらを手掛けた名プロデューサー。テオ・マセロを見出した。

51年「Good Morning Mister Echo」がヒット。革新的な同曲は2回オーバーダビングしボーカル・トリオを模倣した。

ファッツ・ドミノと組み40曲以上のヒット曲を作曲。「Goin' Home」「Ain't That a Shame」などR&Bチャート1位多数。

ニューオーリンズを代表するブルース・ピアニスト。49年のデビュー曲「Mardi Gras In New Orleans」は、リオのカーニバルなどと並ぶ世界で最も有名なニューオーリンズの祭典「マルディグラ」のテーマ曲。73年、モントルー・ジャズ・フェスティバルでヘッドライナーを務め、75年にはポール・マッカートニーが彼をクイーン・メアリー号船上のプライベート・パーティーに出演させた。

デューク・エリントン、ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、レイ・チャールズなどの編曲を手掛けたジャズ・トランペット奏者。

作曲家フレデリック・ロウと組み『ブリガドーン』『ペイント・ユア・ワゴン』『マイ・フェア・レディ』『キャメロット』などブロードウェイ・ミュージカルを作詞。

51年に書いた 「Smooth Sailing」をエラ・フィッツジェラルドが歌いジャズ・スタンダードに。

チャーリー・パーカー「Parker's Mood」やホレス・シルバー「Filthy McNasty」を歌いヒット。

ジャズの歴史的名盤『Somethin' Else』に参加。ベニー・グッドマン、エラ・フィッツジェラルド、スタン・ゲッツらと共演。ケネディ大統領の誕生パーティではマリリン・モンローの伴奏を務めた。サド・ジョーンズとエルヴィン・ジョーンズの兄。

40年代にレイ・チャールズやクインシー・ジョーンズらとバンドを結成。スペシャルティ・レコードで編曲家／プロデューサーに転身し、レイ・チャールズ、リトル・リチャード「Long Tall Sally、Long Tall Sally (The Thing)」（1956年／R&Bチャート1位／19週チャートイン／プレスリーやビートルズがカバー）、「Rip It Up」（全米17位／R&Bチャート1位）、サム・クック「You Send Me」、ボブ・ディラン「Shot of Love」などをプロデュース。

ワーグナーとシュトラウスのオペラでの歌唱で最もよく知られ、圧倒的な声量と持続力、高音域の輝きと透明な響きで高名。

カントリーの革新者でレコード売上8,500万枚以上。「カントリーの最も偉大な男性 40人」 22 位。

ワーグナーやリヒャルト・シュトラウスの主役を歌う代表的なドラマティック・ソプラノで、戦後バイロイト音楽祭の最重要歌手の一人。

49年「Drinkin' Wine Spo-Dee-O-Dee」R&B チャート2位。68年、マイク・ブルームフィールドが結成した The Electric Flag「Wine」としてカバー。

マイラ・ヘスに師事し、45年トランペット奏者のジミー・マクパートランドと結婚後、アメリカへ移住。78–2011年までラジオ番組「Piano Jazz」のパーソナリティを務めた。2004年、功績が評価されグラミー受賞。

ディジー・ガレスピー、ファッツ・ナヴァロ、アイドリース・シュリーマンなどと並んでビバップ最初期のトランペット奏者。

大女優メイ・ウエストに見出され、シナトラ「世界で最も偉大なサルーン・シンガー」と評した。56年「 Could Have Danced All Night」売上100万枚以上。ステージ中に心臓発作で亡くなった。

弟アーメットが設立したアトランティック・レコードに参加しジョン・コルトレーン、チャールズ・ミンガスらをプロデュース。トルコ生まれ。

30–80年代長期にわたり人気を博した国民的歌手。52年「You Belong to Me」米国と英国チャート1位、全英シングルチャートで女性初の1位。

ロスでライトハウス・オールスターズ結成。ゲストにマイルス・デイヴィスやチェット・ベイカーを迎えた。

チャーリー・パーカーと「ビバップ」を築いた一人でマイルス・デイヴィスの憧れ。ラテン・ジャズを推進。クインシー・ジョーンズやラロ・シフリンを輩出した。

ビバップのパイオニアの一人でチャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー『Bird & Diz』に参加。

ビバップのパイオニアの一人で『Bird & Diz』に参加。時代とジャンルを超えた名ドラマーたちを魅了した。

ブラジルで知名度が高まり、公演先のフランスで見たジャンゴ・ラインハルトに影響を受けた。スタン・ゲッツとアルバム録音。

グラミーを3度受賞し女優でも成功。公民権運動など政治運動に熱を上げブラックリストに。

アメリカの音楽界の重役。サボイ・レコードの社長を42年間務め、黒人のゴスペル音楽普及に多大な貢献。

女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家（ビリー・ホリデイ、サラ・ヴォーン）の一人で、黒人女性として初めてグラミー賞を受賞（計13回）。34年、アポロシアターの名物「アマチュア・ナイト」で優勝しセンセーションを巻き起こした。 Q誌「偉大な100人のシンガー」25位。

ティト・プエンテ、カル・ジェイダーらの楽団を経て、63年「Watermelon Man」全米10位。「Afro Blue」作曲。

11歳頃ルディ・ヴァリーに見出されバンドに加入。デッカから「Tenderly」「Harlem Nocturne」などをヒット。

全米トップ10入りした63年「Walking The Dog」と70年「Do the Funky Chicken 」で知られる。

カウント・ベイシーなどの編曲を手懸け、作曲したバップ・ジャズのスタンダードは後世への影響を与えた。

37–47年、ナット・キング・コール・トリオで活躍した名ギタリスト。

「Mambo No. 5」で有名な「マンボの王様」。55年「チェリー・ピンク・チャチャが」全米ヒットチャート10週連続1位。

47年、アーメット・アーティガンとアトランティック・レコードを設立。アトコ・レコードを設立しコースターズをプロデュース。退社後、スタジオを設立。

46年「あじさい娘」で有名なシャンソン歌手。55年の来日公演で人気を博し99年まで毎年のように来日し各地でコンサートや老人ホームの慰問などを続けた。布団を愛用する親日家で勲四等宝冠章を受章。

デューク・エリントン・バンドで長年活躍。ウィントン・マルサリス「ハイノート・ヒッターの中でも最高の人」

チャールズ・チャップリン監督『殺人狂時代』のヒロインで有名。女優デビューの前から楽団で歌った。

17歳で名曲「ベサメ・ムーチョ」を作詞作曲し世界的大ヒット。

ジャズ・ギターの開祖。ジョン・ハモンドに見出され、レス・ポールから貰ったギターでベニー・グッドマン楽団のオーディションを受け加入。

「ハーレム・ノクターン」で有名な「ムード・テナーの帝王」。ブルース歌手のサム・テイラーとは別人。

プリンスの父。「Prince Rogers」という芸名で地元のミュージシャンとバンドを結成し60年代中頃まで演奏。

ブラジルのヴィラ＝ロボス、メキシコのチャベスやポンセらと並び、ラテンアメリカでもっとも重要なクラシック作曲家の一人でピアソラが師事。EL&P『恐怖の頭脳改革』（1974年）に収録された「トッカータ」（1961年）を絶賛。

ベニー・グッドマン楽団を経て自身のバンドを結成。無名だったフランク・シナトラを見出した。

20–60年代に活躍しメンバー全員が女性のビッグ バンド「Melodears」（34–39年）を率いた。トランペッターのランディ・ブルックスと結婚。

52年、アルバム『Music for Lovers Only』153週トップ10入り。映画『ハスラー』などへ出演した俳優・コメディアンとしても有名。

アール・ハインズに影響を受けピアノを独学。15歳でプロとなりチャーリー・パーカーと共演。

「ばら色の人生」「愛の讃歌」で有名なフランスで最も愛されているシャンソン歌手。葬儀でパリの交通が完全ストップした。

エルヴィス・プレスリー、マイケル・ジャクソンなどと並び20世紀アメリカを代表するエンターテイナー。

ピードモント・ブルース歌手／ギタリスト。ハーモニカ奏者のソニー・テリーとの共演で知られている。スティック・マギーは弟。

『A列車で行こう』作曲で有名なジャズ・ピアニスト。 デューク・エリントンと30年近く活動。

ナッシュビル・サウンドやロカビリーのパイオニア。ロイ・エイカフと「Night Train to Memphis」を共作しヒット。パッツィー・クライン、ブレンダ・リー、ロレッタ・リンらをプロデュース。バディ・ホリーやジーン・ヴィンセントが彼のスタジオで録音した。

49年「The Hucklebuck」R&Bチャート14週1位、32 週間チャートイン。ルイ・アームストロング、フランク・シナトラ、クインシー・ジョーンズ、オーティス・レディングらがカバーした。

54年、作詞・作曲した「Hoochie Coochie Man」がマディ・ウォーターズの歌で大ヒット。RS誌「史上最高のベーシスト」12位（2020年）

「ギブソン・レスポール」を発明。51年「How High The Moon」全米1位。

エルモア・ジェームス直系の荒削りで豪快なスライド・ギターが特長。シカゴで人気を博したが広く知られることはなかった。

女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家（サラ・ヴォーン、エラ・フィッツジェラルド）の一人。ジャニス・ジョプリンなど多くのミュージシャンに影響を与えた。Q雑「最も偉大な100人のシンガー」12位（2003年）

作詞家レイ・エバンズと組み「ボタンとリボン」「モナ・リサ」「ケ・セラ・セラ」で3度アカデミー歌曲賞受賞。

長きに渡ってサニー・ボーイ・ウィリアムソンII と共演。

ゴスペルをメインストリームに押し上げた女性歌手／ギタリスト。 天才ギタリストとして称賛を集め、ジョニー・キャッシュ、リトル・リチャード、エルヴィス・プレスリー、アレサ・フランクリンらに多大な影響を与えた。ボブ・ディランは「強力な自然の力。ギターを弾きながら歌う伝道師」と呼び、64年のマディ・ウォーターズらとのライブにエリック・クラプトン、ジェフ・ベック、キース・リチャーズが演奏を聴きに駆けつけた。RS誌「偉大なギタリスト」6位（2023年）

作曲家ジェイ・リビングストンと組み「ボタンとリボン」「モナ・リサ」「ケ・セラ・セラ」で3度アカデミー歌曲賞受賞。

アメリカを中心とした民俗音楽の録音収集・映像記録・研究家。アメリカ議会図書館のディレクター。

グレン・ミラーやベニー・グッドマンの楽団を経てジャッキー・グリーソンとの楽曲が大ヒット。マイルス・デイビスのアイドル。

ジャズ・スタンダードとなった「Since I Fell for You」が有名。ビッグバンドを率いR&Bチャートを賑わせた。

最も偉大な20世紀の詩人の一人。ボブ・ディラン（本名ロバート・アレン・ジマーマン）の名は彼の名前から採られた。

弟ハロルドとジャズダンスデュオ「ニコラス・ブラザーズ」を結成。ハリウッド映画に出演し人気を博した。

音楽プロモーションの経歴を持つ高校教師で55年、エルヴィス・プレスリー初のミリオンセラーでロックンロール最大のヒット曲「Heartbreak Hotel」をトミー・ダーデンと共作。俳優のホイト・アクストンは息子。

影響力を持ったジャズ評論家。作曲した「How Blue Can You Get」をBBキングが歌いヒット。

『めぐり逢い』などの映画音楽やイージーリスニングを作曲。全米録音芸術科学アカデミー会長。

99年「I Apologize」グラミー殿堂賞を受賞。彼のビッグバンドにはチャーリー・パーカー、 マイルス・デイビス、サラ・ヴォーンらが在籍。

戦後最大のヘルデンテノール（ワーグナー歌いのテノール）。

独自の宇宙哲学と音楽性、パフォーマンスで知られる。アフロフューチャリズムのルーツの一人。

アントニオ・カルロス・ジョビンやジョアン・ジルベルトへ大きな影響を与えた。

ブルース ハープの先駆者でマディ・ウォーターズらに影響を与えた。47年「‎Shake The Boogie」全米4位。「John Lee Williamson」とも表記。1912年生まれの「II 世」とは別人。

ディズニー音楽や「Black Coffee」など人気曲を作曲しシナトラ「My Way」をプロデュース。レコーディングではビング・クロスビーやエラ・フィッツジェラルドらのバンドリーダーを務めた。

名曲「テネシーワルツ」の共作者の一人。 カントリーにドラムスの導入や普及を進めた。

38年、グレン・ミラー楽団に参加し「銀嶺セレナーデ」「オーケストラの妻たち」を演奏。『メトロノーム』誌で首位を獲得し有名に。戦後、再結成した同バンドを近代化しようとしたが、メンバーと対立し50年に脱退。ディズニーランドで演奏したりテレビに出演した。

1950年代のビート・ジェネレーションを代表する作家の一人である。

51年「Slow Poke」22 週間最高3位（カントリー チャート1位）、52年「You Belong to Me」米・英で1位。

「イパネマの娘」作詞したブラジル音楽の重要人物。フランシス・レイやピエール・バルーらボサノヴァを教えた。

ラジオ番組「JET STREAM」テーマ曲「ミスター・ロンリー」の演奏が有名。パーシー・フェイス、マントヴァーニと並んでイージーリスニング界の3大リーダーのひとり。55年「急流」が全世界で大ヒット。59年「Only You」全米9位。

7弦ギターの名手。サイドマンとしてフランク・シナトラなど数多くの作品に参加。晩年はスタジオミュージシャンとして過ごしCMや映画音楽で演奏した。

野太い声で50–60年代にかけて活躍。55年「I Hear You Knocking」R&Bチャート2位。

不安定なビッグバンドを株式会社にしたジャズ史上初の人物。スタン・ゲッツらを輩出。

30–60年代に活動し51年「Flamingo」R&Bチャート1位。ジョン・コルトレーンがバンドに在籍し、彼に大きなに影響を与えた。

「シカゴ・ブルースの父」シカゴでエレキギターを使い大きな足跡を残した。グラミー受賞6回。

映画『真昼の決闘』テーマ曲「High Noon」やテレビ西部劇『ローハイド』テーマ曲「Rawhide」が大ヒット。レコード総売上1億枚以上。

アニマルズ、ヤードバーズ、ジミー・ペイジ、ローランド・カークと共演。シカゴ・ブルースの歴史に大きな足跡を残した。1914年生まれの「I 世」とは別人。

カウント・ベイシー楽団に20年近く在籍したサックス奏者。

ルイ・アームストロング、ビリー・ホリデイらと共演したジャズピアニスト。

20世紀を代表する指揮者の一人。グラミー受賞31回、ノミネート74回ともに世界一。

アメリカのジャズ・テナー・サックス奏者。レスター・ヤングの後任としてカウント・ベイシーに加入。デューク・エリントン、アート・ブレイキー、ディジー・ガレスピーなどと共演し、自身のバンドも率いた。人生最後の26年間をヨーロッパで過ごした。

ボブ・ディランに多大な影響を与えたフォーク歌手。「我が祖国」がRS誌「史上最も偉大な曲トップ500」229位（2021年）

フランク・シナトラと並ぶ大物エンターテイナーとして多くのテレビ番組、ステージで活躍。20世紀を代表するポピュラー・シンガーとして君臨した。

ビッグバンドに革命をもたらした編曲家。マイルス・デイヴィスとの協作多数。

現在もブルースファンに人気の高いギタリスト。グラミーを受賞したスティーヴィー・レイ・ヴォーン「Rude Mood」に影響を与えた。RS誌「偉大な100人のギタリスト」71位（2010）

ウディ・ハーマンとウエストコースト・ジャズに貢献し楽団にスタン・ゲッツ、アニタ・オデイが在籍。『007』シリーズで有名な英国の作曲家ジョン・バリーはケントンの通信教育を受講生。

「冗談音楽の王様」と呼ばれ7曲が全米トップ10入り。クレイジーキャッツに大きな影響を与えた。

フランシス・フォード・コッポラ監督『ゴッドファーザー』の「愛のテーマ」が有名。この曲の主旋律はイタリアのコメディ映画『Fortunella』（1958年）で使われたものである。

カウント・ベイシー楽団に在籍し「スウィング期最高の知的なトランペット奏者」と称された。映画『ベニー・グッドマン物語』に出演。

数々のミリオンセラーを記録した「ゴスペルの女王」。キング牧師らと公民権活動に貢献。

40–50年代に大人気を博した歌手。41年「Racing With The Moon」100万枚をはじめヒット曲多数。

カウント・ベイシー楽団初期のメンバー。膨大な録音に参加しシンプルなドラムセットで多彩なサウンドを作る名手。ライド・リズムの創始者。

60年にわたり活躍した「ブルーグラスの父」。3つの殿堂入りを果たした5人の一人（ジミー・ロジャーズ、ボブ・ウィルス、ハンク・ウィリアムズ、ジョニー・キャッシュ）。

50–60年代の多大な影響力を持ち、日本でも人気を博したコロムビア・レコードのA&Rマン／音楽家。シナトラらを手掛けアレサ・フランクリンを発掘。

38年、伝説的なコモドア・レコード設立。ビリー・ホリデイが『奇妙な果実』録音。

シャウト・ブルースを確立。「Shake, Rattle and Roll」が大ヒットしロックンロールの定番曲に。

伝説的なブルース歌手。RS誌「偉大な100人のギタリスト」71位

黒人音楽をアメリカの主流にした先駆者。サヴォイレコード、キングレコード、チェスレコードで大役を果たし、エタ・ジェームス、サム・クック、ジェームス・ブラウンらを発掘。

約50年間、カウント・ベイシー楽団でリズムギターを演奏した世界最高のリズム・ギタリスト。

インド、ハワイ、日本、韓国の伝統音楽と自身の作品との融合を図った。交響曲67曲、総作品数500曲超。

プレスリーのプロデューサーで有名。45年にチェット・アトキンス、55年にプレスリーと契約。彼らとRCAビクターの黄金期を築いた。

スウィングジャズ時代に影響力を持ったビバップの先駆者。ベイシー「これまで聴いた中で最も偉大なトランペット」

大物プロデューサー。ベニー・グッドマン、ビリー・ホリデイ、アレサ・フランクリン、ジョージ・ベンソン、ボブ・ディラン、レナード・コーエン、ブルース・スプリングスティーンらを成功させた。息子はブルース・シンガーのジョン・ハモンド・ジュニア。

スウィングジャズのパイオニア。「Sing, Sing, Sing」がジャズ・スタンダードに。

「マルチメディア演劇の父」と呼ばれ振付・衣装デザイン・作曲・舞台デザインを手掛けたモダンダンスの鬼才。64年、リリース前のモーグ・シンセサイザーに魅せられ発注。。マドンナが人生の師と仰いだマーサ・グレアムに師事した。

ピエール・アンリとともに「ミュジック・コンクレート」の創始者として著名。初めて音楽に磁気テープを用いた。

楽譜の読み書きや演奏もできなかったが、ショーマンシップと音楽的センスでR&B最大のビッグバンドを成功に導いた。ヴォーン・モンローのカバー「When the Lights Go On Again」R&Bチャート1位。

洗濯板を楽器として使い30–40年代に人気を博したシカゴのブルースマン。

テレビドラマ『大草原の小さな家』の音楽担当。ジュディ・ガーランドは元妻。

アメリカの作曲家。息子はフランシス・フォード・コッポラとオーガスト・コッポラ（ニコラス・ケイジの父）、娘はタリア・シャイア。40年代にジュリアード音楽院とマンハッタン音楽学校で学び、51年からNBC交響楽団でフルートの奏者として活動。74年、映画『ゴッドファーザー Part II』でアカデミー作曲賞を受賞。フランシスも作品賞、監督賞、脚色賞を受賞し、アカデミー賞史上唯一の同作品での親子同時受賞となった。スティーヴィー・ワンダー「Stay Gold」を作詞。

強烈なダミ声ブルース・シンガー。RS誌「偉大な100人のシンガー」31位

エレクトリック・ブルースの先駆者。RS誌「偉大な100人のギタリスト」67位

30–40年代の人気ビッグバンドを率い初めて黒人女性（ビリー・ホリデイ）を起用した白人バンドリーダー。

アメリカの女性ジャズピアニスト／編曲家／作曲家。デューク・エリントンやベニー・グッドマンのために作編曲を行い100枚以上のレコードを録音。チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、セロニアス・モンク、マイルス・デイヴィスらの友人・指導者であり、20年代に人気を博した女性ピアニストのロヴィー・オースティンを敬愛した。

1930年代最高のギタリストの1人。

デューク・エリントン楽団に45年間在籍。バリトン・サックスにおける名人芸は後進の世代に影響を与えた。

ヨーロッパ初の偉大なジャズ・ミュージシャン。短い生涯で後世のミュージシャンに多大な影響を与える傑作を発表した。