世界のミュージシャン

ニューオーリンズのR&B歌手／作曲家。58年、「Sick and Tired」をファッツ・ドミノがカバーしヒット。61年「I Like It Like That」全米2位、売上100万枚以上。66年、ウィルソン・ピケットが「Land of 1000 Dances」をカバーしR&Bチャート1位。

50年代、マイルス・デイヴィスとともに人気を誇ったジャズ・トランペット奏者／歌手。52–53年、チャーリー・パーカーに参加。中性的な歌声で人気を博し「My Funny Valentine」など多くの名演を残した。ジョアン・ジルベルトがチェットの歌唱に影響され、ボサノヴァが誕生したという。

アメリカのジャズ・トロンボーン奏者／ピアニスト／編曲家／作曲家。ジェリー・マリガンのカルテットに在籍し名声を得た。

アメリカのジャズ・ピアノ奏者。リー・モーガン『The Sidewinder』に参加。「ジャズ・カルチャー・シアター」を設立しセッションやジャズ講座を開いた。グラミー・ジャズ栄誉賞受賞。

世界的ジャズピアニストで渡辺貞夫の活躍に尽力。Monday満ちるの母。

ソウルの名門レーベル「モータウン・レコード」を設立したプロデューサー／実業家。58年、ジャッキー・ウィルソンに書いた「Lonely Teardrops」がR&Bチャート1位／全米7位を記録。59年、タムラ・レコードを設立し60年にモータウン・レコードとなった。マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーなど多くの大物アーティストを発掘した。

イージーリスニング界の第一人者。日本ではポール・モーリアの「ラブ・サウンドの王様」に対し「ラブ・サウンドのシャルマン」と呼ばれた。

アメリカのブルースシンガー。レイ・チャールズが「The Right Time」をカバー。ゴスペル・グループ「ヘヴンリー・ライツ」としてサヴォイ・レコードと契約。54年、声質からブルース・シンガーとしてデビューし翌年「Don't Be Angry」がR&Bチャート2位。60年代に足跡が途絶え80年代に活動を再開した。

多くの音楽家に多大な影響を与えたモダン・ジャズを代表するピアニスト。リーダーアルバム50枚以上、グラミー受賞7回。

アメリカのブルース／R&B歌手。56年、代表曲「I Put a Spell on You」をリリースしニーナ・シモン、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、ブライアン・フェリーらがカバーした。

42年、クリフォード・ブラウンと共演した『You’d Be Nice to Come Home To』（作詞・作曲：コール・ポーター／編曲：クインシー・ジョーンズ）が有名。しばらく日本で活動したアラン・メリルは息子。

天才ドラマーのトニー・ウィリアムスの師。スティーヴ・スミス、ハーヴィ・メイソン、ヴイニー・カリウタ、シンディ・ブラックマン、水野オサミら偉大なドラマーを教えた。

エディ・ヴァン・ヘイレンらに先んじて、ギターのタッピング奏法を用いたイタリアのギタリスト／医師。独学で音楽を修めチェット・ベイカー、トニー・スコット、ロマーノ・ムッソリーニらと共演。

カーメン・マクレエ「ジャズ・シンガーは本当に一人しかいない。ベティ・カーターだけだ」

ハード・バップやジャズの完成に貢献。63年に渡欧し約20年間フランスとベルギーで活動。

ジャズ・ピアニストとしても著名。『マイ・フェア・レディ』などの映画音楽も手掛けた。NHK交響楽団の元・首席客演指揮者。

レコーディングを革命したエンジニア。プロデューサーとして全英1位2曲。ビートルズとロッド・スチュワートの才能を見抜けず悲惨な結末を迎えた。

クラシックと現代音楽を学び、50年代末に興ったフリージャズの代表的なピアニスト。58年、ジョン・コルトレーンと『Stereo Drive』リリース。

映画音楽の巨匠。アルフレッド・ニューマンの勧めで作曲。170本以上の映画音楽を手掛け『オーメン』でアカデミー受賞。エミー賞5回受賞。大学でロージャ・ミクローシュの講義を受講。

電子音楽の作品で知られるフランスの作曲家。ピエール・アンリとピエール・シェフェールが設立した「GRMC」に参加。

ハード・バップ最盛期クインシー・ジョーンズ、ジジ・グライス、オリヴァー・ネルソンらと共に代表的なジャズ編曲者。クリフォード・ブラウンを追悼した「I Remember Clifford」が有名。

「ディズニー・エレクトリカル・パレード」で有名な「バロック・ホウダウン」（Baroque Hoedown）をガーション・キングスレイと作曲。

超絶技巧で後進のギタリストに多大な影響を与えた。

チャック・ベリー、リトル・リチャードらと共に「ロックンロールの生みの親」として知られる。55年「I'm A Man」R&Bチャート1位（RS誌「偉大な曲500曲」369 位）。RS誌「偉大な100組のアーティスト」20位。

クリフォード・ブラウン=マックス・ローチ・クインテットに参加しビバップ／ハードバップの最前線に。 69年、プログレッシブバンドのイエスが1stアルバムに「Harold Land」収録。

可憐な歌声でビバップとスキャット・ジャズの歌唱を開拓。デューク・ジョーダンは元夫。

プレスティッジ・レコードを設立し1,000以上の録音をリリースした著名プロデューサー。

「ブルースの女王」と呼ばれたシカゴ・ブルースの代表的な女性歌手。ゴスペルからブルースを歌うようになり、64年ウィリー・ディクソンがプロデュースした「Wang Dang Doodle」がR&Bチャート4位。84年グラミー受賞。93年、B.B.キング『Blues Summit』に参加。2000年から菊田俊介がココのバンドのギタリストを務めた。

マイルス・デイヴィスのグループで活躍したソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズの立役者の一人。58年『Somethin' Else』に収録したシャンソンの曲「枯葉」（Autumn Leaves）がヒットしジャズ・スタンダードに。ナット・アダレイは弟。

ファンキー・ジャズの代表的なアーティスト。作曲した62年「The Tokyo Blues」、64年「Song for My Father」が有名。

メロディアスかつ優美なタッチで、ヨーロッパ及び日本で人気を集めた。息子はケニー・ドリュー・ジュニア。

20世紀後半の音楽シーンに大きな影響を与えた現代音楽の作曲家。代表作にオペラ「光」や「少年の歌」など。

ソニー・クラーク「Cool Struttin'」でのプレイが有名。先輩マイルス・デイヴィスを物心で支えた。

65年、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドをプロデュース。ブルーノートでイラストを描いたり、ローリング・ストーンズ『(Sticky Fingers』のカバーアートを手掛けた。

69年、名盤ライブアルバム『Swiss Movement』、72年、ヴァン・モリソン『セント・ドミニクの予言』参加。

卓越した技巧と特異なアドリブ・フレーズを持ちジャズ奏者に多大な影響を与えた。

55年「Hands」R&Bチャート1位。ジェイ・マクシャンのバンドに参加。

51年「Come On-a My House」全米1位をはじめ「Mambo Italiano」など世界的な大ヒット曲を連発。54年、映画『ホワイト・クリスマス』でビング・クロスビーと共演。俳優ジョージ・クルーニーは甥。

60年代からアメリカを代表する大作曲家。作詞家のハル・デヴィッドと組み「雨にぬれても」「遙かなる影」「世界は愛を求めている」など米国で70曲、英国で52曲のトップ40を送り出した。不遇だった彼の才能を見抜きバックに起用したのはマレーネ・ディートリヒ。

映画『十戒』『ロッキー』「スター・トレックのテーマ」『アメリカ横断ウルトラクイズ』「ハルク・ホーガン入場テーマ」のトランペットを担当。76年モントリオール・オリンピック開会式で演奏。

ライオネル・ハンプトン楽団を経て57年、ジョン・コルトレーン、ハンク・モブレイと共演した『A Blowing Session』リリース。

パリで生まれロンドンへ移住。バンドからジャック・ブルースやチャーリー・ワッツを輩出した「ブリティッシュ・ブルースの父」。コーナーのライブに参加したブライアン・ジョーンズのプレイにミック・ジャガーとキース・リチャーズが感銘を受けローリング・ストーンズを結成。

プラッターズで53年から60年までリードボーカリスト。55年「Only You (And You Alone)」R&Bチャート7週連続1位、56年「The Great Pretender」R&Bとポップ両チャートで1位。※ジャズドラマーのトニー・ウィリアムスとは別人

映画『007』のテーマを作曲（編曲：ジョン・バリー）。50–60年代はビッグバンドの歌手を経てミュージカル作曲家に転身し様々な賞を受賞した。

歌手・作曲家・作詞家・プロデューサー・映画監督・俳優、フランスを代表するマルチアーティスト。過激な言動で物議をかもした。妻はジェーン・バーキン。

57年、マイルス・デイヴィスと『死刑台のエレベーター』の音楽担当。パリを訪れたコールマン・ホーキンスら数多くのアメリカのジャズメンと録音。

ロックンロールの創始者の一人と言われ、50–60年代初期アメリカで最も売れた黒人歌手の一人。RS誌「偉大な100組のアーティスト」25位（2010年）。RS誌「ジョン・レノンとポール・マッカートニーに次いで、ファッツ・ドミノとデイヴ・バーソロミューはおそらく史上最高のソングライター・チームだった」

フランスの大女優。58年、マイルス・デイヴィスが初めて映画音楽を担当したルイ・マル監督のデビュー作『死刑台のエレベーター』に主演。主演した映画音楽を歌った。ココ・シャネルの紹介でピエール・カルダンと出会い恋仲だった。

「R&Bの女王」と呼ばれヒット曲数。49年、アトランティック・レコードよりデビュー。50年「Teardrops from My Eyes」R&Bチャート11週連続1位。レーベルのビルは「ルース御殿」と呼ばれた。

ピエール・シェフェールとともに電子音楽の一分野であるミュジーク・コンクレートの先駆者。モーリス・ベジャールのバレエ音楽を手掛けた。

70年以上活躍したアメリカ・ポピュラー音楽史を代表する歌手。ゴールドディスク15枚、プラチナディスク3枚認定。レコード総売上4,500万枚以上。

ハスキーボイスが特徴で「バードランドの子守唄」が有名。アニタ・オデイ、ジューン・クリスティが在籍したスタン・ケントン楽団出身。

50年代に大人気を博した女性歌手。「テネシーワルツ」は13週1位、600万枚を売り上げ50年代のビルボード最大のヒット曲。

ピエール・シェフェールの「GRM」に参加。シャルル・ド・ゴール国際空港アナウンスの前の音楽を作曲した。エイフェックス・ツイン、オウテカ、ソニック・ユースらに影響を与えた。

チャーリー・パーカーに影響を受けハードバップのアルバムを録音。

主にビバップ／ハード・バップ期から活躍しチャーリー・パーカーら多数の名プレイヤーと共演。

スペシャルティ・レコードのA&Rを経て、55年にニューオーリンズでエイス・レコード設立。コズィモ・マタッサのプロデュースのもと10曲以上をチャートに送り出したがレーベルは停止状態となった。

15歳でプロデビュー。チャーリー・パーカー・クインテット唯一の白人。晩年はチャーリー・ワッツ・クインテットに参加。

イタリアのジャズ・ピアニストでベニート・ムッソリーニの息子。バンドを結成しディジー・ガレスピー、デューク・エリントン、チェット・ベイカーらと海外公演。ソフィア・ローレンの妹アンナは元妻。

ピアニストのハンク・ジョーンズ、トランペッターのサド・ジョーンズとの3兄弟の末弟。

デンマークのジャズ・トランペット奏者。Jorgen Ryg Jazz Quartet を率いた後、コメディアンに転身した。

イギリスのドラマー／作曲家。13歳で父親のビッグ バンドでドラムを演奏。映画音楽の作曲を経て、鳥・動物・昆虫・子供たちの音をサンプリングして電子音楽を作曲。66年『Mind On The Run』ブライアン・イーノやデヴィッド・バーンなど多くのミュージシャンに影響を与えた。

50年代にファッツ・ドミノ、リトル・リチャードらと共演し、初期のR&Bやロックンロールを演奏。ストレイ・キャッツに参加。

55年、ケニー・クラークに代わってモダン・ジャズ・カルテットに加入し74年まで在籍。ヴァン・モリソンの重要なアルバムでも演奏。

数少ないジャズ・バリトン・サックス奏者。マイルス・デイヴィス『Birth of Cool』に参加し「Jeru 」「Venus De Milo 」などを作曲。

「アイビー・リーグのルイ・アームストロング」と呼ばれた。トニー・ベネットやディック・ハイマンと共演。リーダー作品多数。

ウッディ・アレンの映画音楽を数多く手掛け60年代に電子音楽に着手。ベックが「Sissyneck 」で「The Moog and Me」をサンプリングした。

56年「バナナ・ボート」がヒット。「 We Are The World」の提唱者。

約70年のキャリアを誇るフランスを代表する最高峰の歌手。戦後のシャンソン界を牽引。

トップクラスのジャズ・テナー･サックス奏者。名演奏で人気を博し一早くホサノヴァを取り入れた。

ジャズ・サックス奏者。59年、ロンドン最古参のライブハウス｛ロニー・スコッツ・ジャズ・クラブ」開店。

20世紀のブラジル音楽を代表する作曲家。50年代後半、ジョアン・ジルベルト、ヴィニシウス・ヂ・モライスらとボサノヴァを創造した。

生涯にわたり欧米の小さなジャズ・クラブを渡り歩いた知る人ぞ知るという存在。

53年「Hound Dog」7週間1位で売上200万枚。エルヴィスやジャニス・ジョプリンが憧れた。

「Things That I Used to Do」R&Bチャート1位。ロックンロールに影響を与え、ジミ・ヘンドリックスより10年前にエレキギターでディストーショントーンを実験。

59年、ジョン・コルトレーンに替わりマイルス・デイヴィス・バンドに短期間参加。ケニー・ドーハムやギル・エヴァンスらと共演。

名曲「Cry Me a River」のソングライター。55年、同曲をジュリー・ロンドンが歌い全米9位。バーニー・ケッセル（ギター）とレイ・レザーウッド（ベース）がバックを務めた。以後、様々なミュージシャンがカバー。

ロックンロール創始者の一人で「ロック界の伝説」。ジョン・レノン「ロックンロールに別名を与えるとすれば“チャック・ベリー”だ」

ディジー・ガレスピーのバンドに加入しデューク・エリントン、オスカー・ピーターソンらと共演。エラ・フィッツジェラルドは元妻。

55年、「Cry Me a River」がヒットし一躍人気歌手に。クールな美貌と歌声で有名。

モダンジャズを代表するサックス奏者。無名時代が長く、第一線で活躍した10年に絶えず前進を続けジャズの巨人となった。

アメリカを代表するエンターテイナーの一人でグラミー受賞20回。シナトラいわく「最高の歌手」。

ウィリアム・バロウズ、ジャック・ケルアックと共にビート文学の代表者の一人。

アメリカを象徴する大女優。ケネディ大統領の誕生会で「Happy Birthday, Mr. President」を歌った。

クラシックの教育を受けバップ、クール・ジャズ期に活躍しチェット・ベイカーとのコンビで有名。91年、マライア・キャリーが「The Wind」に歌詞をつけ収録。※ Spotify ではギタリストのラス・フリーマンと混同されたいるので注意

ラヴィ・シャンカルと協力しジャズとインド音楽を融合。ママス&パパス「夢のカリフォルニア」のアルトフルート・ソロでも有名。

クールジャズ、ハードバップ、モードジャズ、エレクトリックジャズ、クロスオーバー、ヒップホップジャズなど時代に応じて様々な音楽性を見せジャズ界を牽引。

ボブ・ディラン、ジャニス・ジョプリン、 ピーター・ポール&マリーのマネージャーとして有名。ディランが楽曲出版権の50%をグロスマンが取得したことに気づき関係を解消した。

第2期ウディ・ハーマン楽団「フォー・ブラザーズ」（スタン・ゲッツ、ズート・シムズ、サージ・チャロフ）の一人。

マイルス『ボギーとベス』『マイルス・アヘッド』やクインシー・ジョーンズのヨーロッパ・ツアーに参加。

エルモア・ジェイムスに影響を受け、ハウンド・ドッグ・テイラーと並ぶスライドギターの名手。

イタリア系アメリカ人のレコーディング・エンジニア／スタジオ経営者。ファッツ・ドミノ、リトル・リチャード、レイ・チャールズ、Dr. ジョンなど初期のR&Bとロックンロールをレコーディング。強力いヴォーカルとドラム、重厚なギターとベース、軽いピアノとホーン・セクションが特徴の「ニューオーリンズ・サウンド」は「Cosimo Sound」とも呼ばれた。

「Hi-Fly」「Little Niles」などを作曲。早くからアフリカ官学をジャズに取り入れディジー・ガレスピー、ファラオ・サンダースらと共演。彼の膨大な資料はハーバード大学図書館に所蔵。

ベルギー生まれのクールジャズ、ハードバップのサックス・フルート奏者。ブロッサム・ディアリーは元妻。

カウント・ベイシー、ディジー・ガレスピー、ビリー・ホリデイ、ジョン・コルトレーンらと共演した女性トロンボーン奏者。

17歳でヴォーン・モンロー楽団でデビューし、ベニー・グッドマンなど様々な楽団で演奏。ジョン・ピザレリとマーティン・ピザレリの父。

ジェリー・リー・ルイス、リトル・リチャード、ジーン・ヴィンセントスモール・フェイセズ、ブラック・サバス、エレクトリック・ライト・オーケストラらのマネージャー。攻撃的な交渉で知られ「イギリスのゴッドファーザー」「ポップ界のアル・カポネ」と呼ばれたユダヤ人。13 歳でショービズに入りモノマネで人気者に。オジー・オズボーンの妻シャロンは娘。

ビートルズの名プロデューサー。デッカで不合格した彼らを採用し歴史的大成功を収めた。息子は音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティン。

ファッツ・ドミノ、リトル・リチャード、アーロン・ネヴィルらのレコーディングに参加。ニューオーリンズR&B重要人物の一人。

知性派アルト奏者として知られクラシック音楽の作曲法をアラン・ホヴァネス、パリでナディア・ブーランジェに師事。

スタン・ケントン・オーケストラが輩出した50年代を代表する白人ジャズヴォーカリストの一人。

マイルス・デイヴィスらとバンドを組んだ後、作曲家に転身。小澤征爾とタングルウッド音楽祭を主催。グラミー賞、ピューリッツァー賞など受賞。

ヘレン・メリル、ジョアン・ジルベルト、ミシェル・ペトルチアーニらがカバーした名曲「Estate」を作曲。

マイルス・デイヴィスをプロデュース。

52年にリリースした "Tra-La-La" がパット・ブーンにカバーされて広く知られるようになった。

62年、世界で初めてジャズとボサノヴァを結合したアルバム『New Beat Bossa Nova』を録音。ジャック・ケルアックの録音に参加。ウディ・ハーマン楽団「フォー・ブラザーズ」（スタン・ゲッツ、ハービー・スチュワード、サージ・チャロフ）の一人。

アトランティック・レコードの名プロデューサー。エンジニアとして多重録音やステレオ録音を駆使し、ジョン・コルトレーン、レイ・チャール、オーティス・レディング、アレサ・フランクリン、クリームらを録音。70年代にはエリック・クラプトンやロッド・スチュワートをプロデュースした。

「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」を創設した著名なジャズプロモーター。タバコの「Kool Jazz Festival」などイベントに企業スポンサーを付ける手法を編み出した。

50年代から晩年まで活躍したブルース界の巨人。RS誌「偉大なギタリスト」8位（2023年）。

44年にボブ・ウェルズと書き、ナット・キング・コールが歌ったクリスマスソングの定番「The Christmas Song」があまりにも有名。音楽著作権で史上最も稼いだ曲10位。メル・トーンズを結成し人気を博した。映画・ドラマにも多数出演しキャリアは65年。

緩いサウンドにR&Bを織り込み、50–60年代にかけて数ヒット曲多数。エルヴィス・プレスリーやローリング・ストーンズらへ影響を与えた。

40年代よりスタン・ケントンやベニー・カーターの楽団に参加しウエストコースト・ジャズの中心で活躍。

超絶技巧と流麗なアドリブから｢鍵盤の皇帝｣と呼ばれた。

バラードとラブソングで40–50年代に成功を収めた。彼のフレージングは​​、ビリー・ホリデイ、レイ・チャールズ、フランキー・ヴァリ、ダイナ・ワシントン、ナンシー・ウィルソンらに影響を与えた。死の直前までレコーディングを行った。

ロックンロールの先駆者の一人。「Rock Around The Clock」は「ロックンロールの古典」として著名。

ザディコ音楽のルーツの一人で、「キング・オブ・ザディコ」と称される。

ポール・アンカやキャロル・キングを発掘。フランク・シナトラのヒット・アルバム『My Way』などをプロデュース。

デンマークのジャズ・ギタリスト。ヨーロッパで人気を博し、61年にシャドウズのカバー「Apache」が世界で大ヒットした（カナダ1位／全米2位／ドイツ6位）。

ジョシュア・レッドマンに多大な影響を与えたという。父はブギウギ・ピアノ奏者アルバート・アモンズ。

ディジー・ガレスピーのバンドに在籍したビバップ／ハードバップのサックス奏者。「Moody's Mood for Love」を書いたことで有名。

チャーリー・パーカーのバンドを経てマイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、エリック・ドルフィー、チック・コリア、パット・メセニーなどの重要レコーディングに参加。

61年、ジョン・レノンがカバーした「Ya Ya」、70年、ポインター・シスターズがカバーした「Yes We Can Can」など、アラン・トゥーサン作曲のヒットで知られる。

人気アルト・サックス奏者。59年、デイヴ・ブルーベック・カルテット在籍時に「Take Five」を作曲。

50年代にキャノンボール・アダレイのバンドで頭角を現す。オスカー・ピーターソン、シダー・ウォルトンとの活動も有名。

音楽史・ジャズ史で最も重要なレコーディングエンジニアの一人。

バップのスタンダード「Lemon Drop」「Godchild」を作曲。

リトル・リチャードやファッツ・ドミノのほぼすべてのヒット曲でプレイ。フランク・シナトラ、B.B.キング、レイ・チャールズ、サム・クック、ビーチ・ボーイズらと共演。

若手女性ピアニストのアリス・マクラウド（コルトレーンの妻）らとカルテットを結成。リーダー作品多数。

ビバップスタイルの第一人者。超絶技巧で「ピアノのチャーリー・パーカー」と呼ばれた。

サラ・ヴォーンやダイナ・ワシントンを手掛けたソングライター／音楽プロデューサー。黒人で初めて大手レコード会社のA&R担当役員になった。

ジャズ・メッセンジャーズやセロニアス・モンク、ソニー・ロリンズ、マックス・ローチと共演。55年『Afro-Cuban』リリース。

「ブルースの女王」と呼ばれ幅広い方面に影響を与えた。43年、ライオネル・ハンプトン楽団に加入。ソロに転身し59年「What A Diff'rence A Day Makes」でグラミー受賞。

バディ・ジョンソンのカバー「Since I Fell for You」、ジーン・ピットニーがカバーした「 It Hurts To Be In love」で知られる。

夫レス・ポールとのヒット曲で有名。40年「How High The Moon」、53年「Vaya con Dios」全米1位。16曲のTOP 10を送り出し51年だけで600万枚を売り上げた。

「ミスター・ギター」と呼ばれジョージ・ハリスン、スティーヴ・ハウらに影響を与えた。グラミー受賞多数。

ジョージ・シアリング 、カル・ジェイダー、 カルロス・サンタナらと共演した世界的パーカッション奏者。

子供の頃からゴスペルを歌いR&Bに転向。36年にプロ活動をはじめ、47年にキング・レコード、52年にオーケー・レコードと契約。「Gabbin' Blues」がR&Bチャート3位の大ヒット。55年にクインシー・ジョーンズのプロデュースで「Whole Lotta Shakin' Goin' On」録音。同曲は後にジェリー・リー・ルイスがカバーし、大人気TVゲーム「Fallout 4」にも収録された。56年「Candy」がR&Bチャートで11位となりヒット作が続いた。99年、グラミー殿堂賞受賞。

パリでノーマン・グランツに見出され、キュートな歌声で数々の作品を残した。

ブルースを基調にしケイジャン、カントリー&ウェスタン、ジャズなど幅広いサウンドが特徴。81年のアルバム『Alright Again』がグラミー賞。

グラミー賞とアカデミー作曲賞を幾度も受賞した映画音楽の巨匠。

59–70年までセロニアス・モンク・カルテットに参加。モンクのトリビュート・バンド「Sphere」の創設メンバー。

女性ジャズ・ヴォーカリスト御三家（ビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド）の一人。オペラ歌手に匹敵する声域と声量を兼ね備え大胆な歌唱力を持ち味とした。

戦後シカゴ・ブルースのピアニストでマディー・ウォータズのバンドに参加していたことで有名。

ジョージ・アヴァキアンに雇われ、コロンビア、ワーナーブラザーズ、RCA/ビクター、プレステージなどでエロル・ガーナー、マイルス・デイヴィス、ニーナ・シモンらをプロデュース。

ガレスピー楽団にチャーリー・パーカーの後任で加入。

モダンジャズにおけるトロンボーン演奏の第一人者。その超絶的技巧は「トロンボーンのディジー・ガレスピー」と評された。

62年、ブルーノートと契約し同レーベルからリリースされた初の女性ボーカリスト。

チャーリー・パーカーやディジー・ガレスピーとビバップ演奏、チャールス・ミンガスとレーベルを設立した偉大なドラマー。アビー・リンカーンは妻。

著名なバンジョー奏者で映画『俺たちに明日はない』のテーマ曲が全米1位。「Foggy Mountain Breakdown」でグラミー受賞。

20世紀最高のソプラノ歌手。大富豪オナシスとジャクリーン・ケネディとの関係も話題に。

チャーリー・パーカーの影響を受けた最初の一人で、他のサックス奏者に先駆けてビバップ様式で演奏。

バークリー音楽大学で学び、スタン・ケントン、チャールズ・ミンガスらと共演。70年代にインドの伝統管楽器ナーダスワラムを使用し注目された。穐吉敏子と再婚しマンディ満ちるを儲けた。

チャーリー・パーカーの録音で注目を集めた。66年、ビーチ・ボーイズ『ペット・サウンズ』に参加。

60年代半ばにフリー・ジャズが広まったことで注目。

40年代のビバップ・スタイルの即興ジャズのパイオニアの一人。クリフォード・ブラウンらに影響を与えた。

カントリー音楽史の重要人物で11曲がカントリーチャート1位。ルイ・アームストロング、ボブ・ディラン、レナード・コーエンらがカバー。RS誌「偉大な100人のシンガー」30位（2023年）

47年、ハーブ・エイブラムソンとアトランティック・コードを共同設立。レイ・チャールズやアレサ・フランクリンを擁し、R＆Bのメジャー・レーベルに育て上げた。トルコ・イスタンブール生まれ。外交官の次男として生まれ、スイス、フランス、イギリスで過ごしたのち、父親の駐米大使就任にともない12歳で渡米。

55–58年までマイルス・デイヴィス・クインテット（ジョン・コルトレーン、ポール・チェンバース、レッド・ガーランド）で活躍。

40年代にアール・ハインズ楽団の専属歌手としてデビュー。ディジー・ガレスピー、エロル・ガーナー、ジョン・コルトレーンらと共演。

48年、ピー・ウィー・キングと「テネシーワルツ」を共作。

55年、マイルス・デイヴィス・クインテットに参加し国際的な名声を得た。

ディジー・ガレスピーのビッグバンドを経てモダン・ジャズ・カルテットに加入。ジミー・ヒース、アルバート・ヒースは兄弟。

三大キング（B.B.キング、フレディ・キング）の一人でジミ・ヘンドリックス、リック・クラプトンらへ多大な影響を与えた。RS誌「偉大な100人のギタリスト」13位（2011年）

ラテン音楽の発展にも寄与し多くの後進を輩出した「ラテンの王様」

モダン・ジャズ・ギターの最高峰。ジョージ・ベンソンらへ影響を与えた。

バド・パウエル、マックス・ローチ、アート・ブレイキー、ハービー・ハンコックらと共演。メタリカのラーズ・ウルリッヒの代父。

ビートルズのエンジニア、ピンク・フロイドのプロデューサーとして有名。ハリケーン・スミス名義「オウ・ベイブ」がキャッシュボックス1位。

66–74年までグレン・ミラー・オーケストラのバンドリーダーを務め様々なミージシャンと共演。数々の賞を受賞。

ミニット・レコード、インスタント・レコードを設立。61年、アーニー・ケイドー「Mother-In-Law」全米1位などをリリース。

51年、最初のロックンロールといわれる「Rocket 88 」をプロデュース。B.B.キングとハウリン・ウルフを発掘し、52年にはサン・レコードを設立してエルヴィス・プレスリー、ロイ・オービソン、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュらを発掘した。

ディジー・ガレスピー・バンドの同僚ジョン・ルイス、ケニー・クラークでモダン・ジャズ・カルテット（MJQ）を結成。81年、日本武道館で公演。

「最も偉大なる女優50名」25位。大富豪ハワード・ヒューズらと交際しフランク・シナトラと結婚。

ディジー・ガレスピーやランディ・ウェストンらと共演。

ハンプトン、キャロウェイ、ベイシー らの楽団で活躍。サム・テイラー作曲「Harlem Nocturne」の名演が有名。

ジャズ・スタンダード「Lil' Darlin'」の他、『バットマン』テーマなどを作曲。

電子音楽の先駆者の一人となる。「ディズニー・エレクトリカル・パレード」で有名な「バロック・ホウダウン」や「ポップコーン」が有名。

映画『黒いオルフェ』の主題歌「カーニバルの朝」(Manhã de Carnaval) を作曲。世界的なボサノバ・ブームを支えた一人。

いくつかの楽団を経て、43年にディジー・ガレスピーとバップ・バンドを開始。キャノンボール・アダレイを発掘。

インカ帝国王族の末裔という触れ込みでデビューしたペルーのエキゾチカ・ソプラノ・シンガー。

甘く滑らかで洗練されたバラードが特徴的。イーグルスやボン・ジョヴィがカバーした「Please Come Home for Christmas」や「Merry Christmas Baby」などクリスマス・ソングが有名。

インパルス!レコードでディジー・ガレスピー、チャールズ・ミンガス、ジョン・コルトレーンらをプロデュース。ルイ・アームストロング『この素晴らしき世界』を作詞作曲。

『オズの魔法使』で大人気を博したハリウッド黄金時代を代表する大スターの一人。ビング・クロスビーらの勧めで歌手としても成功。娘は女優のライザ・ミネリ。

49年、マイルス・デイヴィス『Birth Of The Cool』のセッションに参加。

ビル・エヴァンス、クインシー・ジョーンズ、ジャコ・パストリアスと名演を残したジャズ・ハーモニカの第一人者。ジョン・レノンはトゥーツに憧れリッケンバッカー モデル#325とハーモニカを愛用。

ルイ・アームストロングのバンドを経てチャーリー・パーカーやバド・パウエルと共演。ジョニ・ミッチェルやジェフ・ベックがカヴァーした「Goodbye Pork Pie Hat」を作曲。

シカゴ・ブルースのギタリスト／ソングライター／歌手。ヴァン・ヘイレンが1stアルバムで「Ice Cream Man」をカバーし、ブリムはこの印税でシカゴにナイトクラブをオープン。死の直前まで精力的に活動した。

20世紀において最も影響力の大きいジャズ・ボーカリストの1人。

56年、ヒッチコック監督『知りすぎていた男』で歌った『ケ・セラ・セラ』が大ヒットしアカデミー歌曲賞を受賞。プロデューサーのテリー・メルチャーは息子。

非常に端正な奏法で知られるピアニスト。シーラ・ジョーダンと結婚（離婚）。

ブロッサム・ディアリーと歌った「Moody's Mood for Love」が有名。アニー・ロス、、ベティ・カーターらとデュエットあり。

『路上』『孤独な旅人』などの著作で知られるビートニクを代表する作家の一人。ボブ・ディラン、ジム・モリソンらに影響を与えた。

カウント・ベイシー楽団に在籍した最高のジャズ・フルート奏者の一人。

ギリシャ移民の子として生まれた「R&Bのゴッドファーザー」。エタ・ジェイムズやビッグ・ママ・ソーントンら偉大な女性シンガーをプロデュース。

「ロックの殿堂」に音楽家以外で初選出されたロックンロールの伝達者。彼の番組『Rock N Roll Show』は放送局を聴取率全米ナンバー1に導いた。

46年、出演した映画『夜の門』の主題歌「枯葉」を歌ってヒット。世界中でカバーされ名曲となった。

ウエストコースト・ジャズを代表するドラマー。自身のバンドからジム・ホール、エリック・ドルフィー、ロン・カーター、ガボール・ザボ、ラリー・コリエルらを輩出。

「ビリー・ウォード&ヒズ・ドミノズ」のリーダー。天才児として知られ、 14 歳でピアノ作曲賞を受賞。当時の黒人ミュージシャンとしては珍しくジュリアード音楽院で音楽を学んだ。クライド・マクファター、チャーリー・ホワイト、ビル・ブラウン、ジョー・ラモントらと「ビリー・ウォード&ヒズ・ドミノズ」（1950–1965）を結成。チャーリー・ホワイトとビル・ブラウンは脱退後、51年にチェッカーズを結成。同年、ロックンロール形成に貢献した最も重要なひとつ「Sixty Minute Man」が R&Bチャート1位を獲得。53年、ドリフターズを結成するため脱退したマクファターの後任にジャッキー・ウィルソンが加入した。56年、エルヴィス・プレスリーはラスベガスで聴いたジャッキー・ウィルソン&ザ・ドミノズに感銘を受け、ミリオン・ダラー・カルテットでウィルソンの歌唱を真似て「Don't Be Cruel」を収録した。57年、ウィルソンはソロ活動のために脱退。同年、「Stardust」全米12位、彼らにとって唯一のミリオンセラーとなった。

スキャットとボーカリーズのパイオニア。最高のジャズシンガーの一人。

ジミー・ドーシー楽団などを経てオスカー・ピーターソン・トリオで活躍。エラ・フィッツジェラルドの伴奏で知られる。

ビング・クロスビー、エラ・フィッツジェラルド、フランク・シナトラらと共演。チェット・アトキンスらに影響を与えた。

ビバップのジャズ奏者だったが民族音楽やニューエイジ、エレクトロニカに傾倒し世界中のミュージシャンと共演。

54年「Misty」を作曲。ジョニー・マティスが歌い大ヒットしスタンダード・ナンバーとなった。

バート・バカラックとの共作で主に知られる作詞家。2011年、バカラックとのコンビとしてガーシュウィン賞を受賞。

フリー・インプロヴィゼーションの先駆け。ウディ・ハーマン楽団で作曲やビル・エヴァンスらと編曲を行った。

兄レナードと「チェス・レコード」設立。マディ・ウォーターズ、ボ・ディドリー、サニー・ボーイ・ウィリアムソンII、チャック・ベリーらと契約。

兄フェイヤードとジャズダンスデュオ「ニコラス・ブラザーズ」を結成。ハリウッド映画に出演し人気を博した。

アルゼンチン出身のバンドネオン奏者。タンゴにクラシックとジャズを融合させた「Tango Nuevo」を産み出し人気を博した。

90歳代まで活躍した女優。「ハロー・ドーリー! 」など楽曲多数。

アメリカのテノール歌手／映画俳優。伝記映画『歌劇王カルーソ』やコンサートで瞬く間に頂点を極め時代の寵児となった。本格的なオペラ歌手を目指したが身体と精神を患い夭折した。3大テノール（パヴァロッティ・ドミンゴ・カレーラス）がランツァの功績を讃え、再評価がなされている。

最盛期に3,000万人が視聴した「Voice of America Jazz Hour」（1955–2003年）の司会。「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」や映画、テレビをプロデュース。

ブライアン・エプスタインと共にビートルズの出版社ノーザンソングスを設立。ビートルズやエルトン・ジョンと版権を巡り対立。

ウェストコースト・ジャズの代表格。サックス奏者ポール・デスモンド作曲「Take Five」のピアニストとして有名。

カウント・ベイシー楽団などを経てセロニアス・モンクらと共演。リーダー作品多数。

ギリシャの女優／歌手。映画『日曜はダメよ』でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。米国で公演中、ギリシャのクーデターで国籍剥奪、財産没収。軍事政権崩壊後、政治家に。楽曲多数。

ジャズと東洋音楽を融合させた革新者。マサチューセッツ大学で教鞭を執った。

40年代にディジー・ガレスピーらとモダン・ジャズの原型ビバップを創成。45年、若きマイルス・デイヴィスをバンドに起用。

ソングライターとして「Please Send Me Someone To Love」、レイ・チャールズの「Hit The Road Jack」が有名。

バーニー・ケッセル、レイ・ブラウンとポール・ウィナーズ結成。ウエストコースト・ジャズに足跡を残した。

43年「Don't Stop Now」R&Bチャートで5週連続1位。メルバ・ムーアの母。

48年、シスター・ロゼッタ・サープと共演した「Up Above My Head」R&Bチャート6位。以後、いくつかのヒット曲を送りドリフターズ、クライド・マクファターらとツアーを行った。

52年、ガレスピー楽団出身者で「モダン・ジャズ・カルテット」（MJQ）結成。

50年代からインドの伝統音楽を世界各国で公演しボブ・ディラン、ビートルズ、エリック・クラプトンらと共演。ノラ・ジョーンズは娘。

アメリカの大衆文化に精通し小説家・詩人・音楽家として活動。セルジュ・ゲンズブールに影響を与えた。

51年、名曲「Sous le Ciel de Paris」（パリの空の下）を作曲。ジャン・アンドレ・ドレジャックが歌詞を付け、エディット・ピアフ 、シャルル・アズナヴール 、ジュリエット・グレコらが取り上げた。30年代後半、ハーモニカ奏者としてジャンゴ・ラインハルトらの楽団を経て作曲家に転身した。

52年「Night Train」R&Bチャート7週1位。「Hey Mrs Jones」「Bolo Blues」がヒット。