日本のミュージシャン 1800s

山形県天童市出身の日本初のレコード歌手。1928年「波浮の港」10万枚の大ヒット。29年「東京行進曲」25万枚が特大ヒットし「歌謡曲」というジャンルを確立。中山晋平の歌謡曲を世に広め、古賀政男の才能を発見したことで日本大衆音楽史に多大な功績を残した。華々しくも浮き沈み激しい人生は、結城亮一著「あゝ東京行進曲」に記され、NHKテレビ小説「いちばん星」が制作された。戦後は全く忘れられた存在となり引退。生涯独身で家族はいなかった。

大正から昭和にかけての歌人・テニスプレイヤー。宮城県出身。長男はマリンバ奏者で日本木琴協会会長の朝吹英一。

兵庫県揖西郡龍野町（現・たつの市）出身の詩人、童謡作家、歌人、随筆家。「赤とんぼ」（作曲：山田耕筰）が有名。北原白秋と並んで「白露時代」を築いた。

福島県相馬郡出身の作曲家。アメリカでピアノと作曲を学び、日本にレオ・オーンスタインのピアノ曲を紹介。李王家の依頼で朝鮮雅楽を研究し計283曲、5,000ページに及ぶ業績を遺した。

長野県下高井郡新野村（現・中野市）出身の作曲家。「シャボン玉」「カチューシャの唄」など童謡・流行歌で多くの傑作を残した。

東京府東京市本郷（現：東京都文京区）出身の大作曲家。西洋音楽の普及に努め日本音楽史に残る多くの作品を残した。ニューヨークのカーネギー・ホールで自作の管弦楽曲を演奏、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やレニングラード・フィルハーモニー交響楽団等を指揮するなど国際的にも活動した。

長野県埴科郡清野村（現在の長野市松代町清野）出身の歌手・歌手。1914年「カチューシャの唄」は日本初のヒット曲となった。発禁レコード第1号「今度生まれたら」が27万枚の大ヒットを記録した。二度の離婚、美容整形とその後遺症に苦しめられながらの名演、島村抱月とのスキャンダルと後追い自殺。波乱に満ちた生涯は多くの小説や映画、テレビドラマとなった。

東京府下谷区御徒町（現：東京都台東区）出身の作曲家。1902年、東京音楽学校予科に入学。幸田延、アンナ・レール、ラファエル・フォン・ケーベルにピアノを師事し、首席で卒業した。童謡界の三大詩人・野口雨情と組み数々の童謡を作曲。長女の本居みどりは童謡歌手第1号。山田耕筰とは同期。教え子に中山晋平や弘田龍太郎がいる。

岡山県邑久郡本庄村（現在の瀬戸内市）出身。画家として有名だが作曲家・本居長世と組み童謡を作詞した。
▶ 竹久夢二作詞の歌詞一覧リスト

茨城県多賀郡磯原町出身の詩人、童謡・民謡作詞家。多くの名作を残し、北原白秋、西條八十とともに「童謡界の三大詩人」と謳われた。